ejo090の日記

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カメラを止めるな!を見てきた

おひさしぶりです。

カメラを止めるな! 、すごい人気(?)ですね。
私も2館上映がちょっと広がるあたりから名前だけは聞いていて、なんかクソ低予算なのにすごい面白いらしいという話がボロボロでていて見たいなあと思いつつも青森に居ると見られないしなあ…なんて思っていたらなんと青森のコロナワールドで上映するなんて情報を聞いてしまったわけです。

こりゃー行くしかあんめえべということで今日行って見てきました。 ネタバレがあるとまあアレなのであんまり深くは書かないので感じたことをつらつら書いておきます。

本当は何らかの事前情報の一つや二つ入れればよかったなと思いながら(トレイラーすら見ていない)映画館で見始めました。
私は完全に全編B級スプラッタホラー的な映画だと思っていた(ゾンビ映画らしいというくらいしか知らなかった)ため、なんかところどころテンポが悪かったりして、エエーこんなものなのかとボーっと見ていました。
数分見ればわかると思うんですが、まったくカットが入っておらずずーーーっとワンカットでやっていて、スプラッタホラー要素のある本編というよりも一体どこでカットを入れるんだろうというよくわからないところでハラハラしたりしていました。(すみません)
ギクシャクした演者陣、監督の行動、謎のカメラワーク、長すぎるタメ、途中から「そうか、このワンカットでずっとつないでるから逆にそこがめちゃくちゃ新鮮で面白かったんだろうなと」思っているとアッサリ本編が終わってしまいました。
アレ?これでおしまい…?この映画短編なの…?と思いきや…映画のアオリである「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる」に続いていくわけです。

この映画のおもしろポイントはこの続きからなんですが、ここについて感じたことを書いていくとネタのバレになりそうなのでカット!します。
前述した通りいわゆるB級スプラッタホラーをイメージして見ていたんですが実はこれはコメディホラーなのでは??になっており、リラックスして笑いながら見られる映画でした。
(B級スプラッタホラーが色んな意味で笑えるっていうのはわかる(?))
この映画がワンカットであるのも分かるし、ワンカットだからこその面白さなどもその続きより明らかになるところであります。

実際のところクラウドファンディングで制作費・エントリー費などを募集しており、名の通った演者はほとんどいないなど前評判から違わぬ(確かに見たことある人居なかった)ようで、確かにこれは低予算だろうなという雰囲気がじわ~と漂います。
ただし低予算だからといってつまらないというわけではなく、実際のところその雰囲気も相まってより面白さを増幅させてるように思えます。
むしろこの題材は低予算であったからこそ(失礼)光ってるような気がしました。

まあポエムはここらへんにしておきますが久々にメイキングを隅々まで見たいと感じた映画でもあります。
特に序盤40分のワンカットのシーンはマジでワンカットなようで途中でトラブルがあったりなんかしても「カメラを止め」ずに進めたある1本が実際に使われているようです。
ウームとても気になります。

ちなみに、原作?原案?となった作品の代表者の方とモメているようですね。

じゃぁ!