ejo090の日記

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ハクキンカイロを買っていた

おひさしぶりです。
ここ数ヶ月無なのでブログを書くのも無になっておりあまり…という感じでしたが、なんかよくわかりませんが気持ちの整理のために無心でこれを書いています。
おうちを出るのもおっくうだったり、出て人と会話するだろうなってときはおさけを飲んで発破をかけたりとまあいろいろやっています。

さて、タイトル通りですがハクキンカイロについてです。
実際は昨年の 12 月には購入していたんですが、書こう書こうと思ったまま書かずにまた冬が来てしまうところでしたね。


だいたい 2800 円で購入しているので、まあ大して値は変わってなさそうです。
デカいやつとチビいやつもあって、そちらは大きさに応じて高かったり安かったりしますが( 入るベンジンの量が違うため保温時間の差がある ) 私が買ったのはスタンダードタイプ (?) の 24 時間保温タイプです。

ハクキンカイロってなんだよという話ですが、まあ公式サイトの説明を見てもらうと分かるかと思います。

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ハクキンカイロは、ベンジンの気化ガスがプラチナと接触して発熱する科学原理によるもので、直接ベンジンに火をつけているわけではありません。マッチやライターを用いるのは、プラチナの接触反応を開始させる温度を与えるためです。
気化したベンジンがプラチナの接触作用により「炭酸ガスと水」に分解され、そのとき発生する酸化熱を応用した、環境にとても優しい、安全でクリーンなハイテクカイロです。

とのこと。

もちろんベンジンと触媒反応を開始させるためにマッチやライター ( 熱を与えればいいので電熱線でもいい ( ちょっと前までは電熱線が入った火口が販売されていた ( 現在は終売 ( 残念 ) ) ) ) を使う必要はありますが、ゴミが発生しないのでいわゆるエコってやつです。
後述しますが金属 ( 真鍮にメッキをしてある ) なので見た目もかっこよくてグー。
そしていわゆる鉄粉を酸化させるタイプの使いすてカイロよりも圧倒的な熱量を誇る ( ハクキンカイロ曰く 13 倍 ) ので温度自体は使いすてカイロとさして差がなくても、ちょっと雪深く寒いところだったりそもそも使いすてカイロ自体が冷たくなってしまったりなんてときでもアツアツのまま発熱してくれたりします。
恐らく使いすてよりもエコだのなんだのというよりもここが圧倒的なメリットかもしれないですね。
あとは長年使われてきていることからわかるとおり、仕組みが非常にシンプルなのでベンジン供給と火口 ( と中綿 ) さえあれば恐らく一生使い続けられるという、モノに愛着がわいてしまい捨てられないわたしにはピッタリのものだなあという気持ちもあります。( 実際何年使っていくかは知りませんが… )

デメリットとしてはいくつかあって、

  • ベンジンの扱いが面倒
  • 貼るカイロみたいなのをやるのが面倒
  • つけるときに袋を開けてポンの使いすてカイロと違って面倒
  • ベンジンの匂いがきになる

とまあデメリットばかりが目立ってしまいますが、どうしようもないポイントでもあるので…。

ベンジンの扱いについては、まあ法令上はガソリンということもあり言わずもがなでしょう。ちょっと前の東海道新幹線での事件で鉄道車内にすら持ちこめなくなってしまったので、こればっかりはかなしいポイントでしょうか。
あと扱いというか入手手段も厳しいかもしれません。ホームセンターなどでカイロ用ベンジンの取扱があればいいんですが、そうでない場合インターネットから買うことになる上にインターネットで買う場合は相場の 1.5 倍 から 3 倍ほどの値段になったりしていたり厳しさがあります。
ドラッグストアなどにもあるようですが、私はまだ見つけられていません。函館でもまだカイロ用ベンジンを見つけていないので冬がくるまえに見つけておかないと……。

貼るカイロみたいなのをやるのが面倒なのもまあこれもどうしようもないというか金属だし、と色々ありますがカイロを入れられるベルトみたいなものが色々出ておりまして、これをする必要があります ( ただかなりあたたかいらしい )。
こういうやつです。

「カイロベルト チャック付 1個(ブルー・イエローいずれかとなります)

「カイロベルト チャック付 1個(ブルー・イエローいずれかとなります)


公式サイトでもオンラインショッピングが可能でアクセサリはこちらから購入してもいいかもしれません。本体以外にも火口やなんか色々があります。
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つけるまでが面倒とかベンジンの匂いとかはもうどうしようもないですね。圧倒的熱量とのトレードオフと考えるしかなさそうです。
ただし、アロマオイルをフリースにつけたり穴を塞いだり燃料を匂いのないものにしたりなどで対処ができないこともないので余りにきになる場合はそういうのをやってみるのもいいカモ。

ちなみにみんなだいすきハクキンカイロのことなら大体ここを見ればいい的なまとめサイトがあり、こことハクキンカイロの公式ページを見ておけば大体の悩みは解決されるでしょう。
ハクキンカイロ 非公式ファンサイト
( ジオシティーズにあったんだけど、無事移転していてよかった )
上記の匂いの問題や使用オイルの差異、ハクキンカイロを使っていて気になることは大体書いてあるのでかなり便利です。ブクマ必須だ!

とまあ色々書きましたが、あとは適当に写真を貼り貼りするだけです。

普通に Amazon で買いました。
買った経緯、あんまり覚えてないんですがおそらく「おもしろそー!」くらいしかないと思います。

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外箱

カイロの説明が書いてある。

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箱の裏

本体 ( 火口は本体についている ) 説明書、フリース、注油カップ

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中に入っているもの

本体のフタを開けたところ。
早速注油します。

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フタを開けたところ

入れるのは東薬のカイロ用ベンジンハクキンカイロ指定ではないですが、入手難度や価格も考えると、純正指定ベンジンじゃなくてもなんとかなるやろ的なやつ。
確か 400 円とかそれくらいだった記憶。コメリパワーで購入。

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東薬のカイロ用ベンジン

ベンジンを入れるにはまず火口を取ります。

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火口をとったところ

次に注油カップをこんな感じにつけます。
見えづらいですが注油カップには長短 2 本の線が入っていて、短い方が 6ml で長い方が 12.5ml のようです。
大体 1ml で 1 時間くらいのようで、 24 時間発熱させたい場合はだいたい 2 回入れることになります。

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注油カップをとりつける

ちょっとだけ使いたい、ってときはこういう感じでちょっとだけ入れたりして調節が可能です。
12 時間ないし 24 時間フルで使いたい!ってときは結構量が多くなるのでこぼさないように注意しないと普通にこぼします。私は何度もこぼしています…。

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ちょっとだけいれる

ベンジンはこの注油カップを90度ひねると入っていきます。
注油カップをひねるとベンジンをこぼすおそれがあるので、わたしは少量の注油でない限りカップの方を固定してカイロ本体を90度回転させて注油しています。
多めに入れちゃった際はこの状態で本体をひっくり返してベンジンが出てこないかやるといいようです ( まだそうなったことはないが )。

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ひねるとはいる

本体をこのようにして横にしてライターの火をちかづけて触媒反応を開始させます。
火で炙る必要はないので火口保護のためにも必要以上に火にちかづけないようにしたほうがいいカモ。
( ちなみにこれだけ今日撮ったものなのでほかと撮影環境が違っている )

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火をちかづける

一瞬であたたかくなるわけではないので少しまつ必要はありますが、だんだんあたたかくなってきます。
フリースがなくてもいいんじゃないの?となりそうですが、フリースなりなんなりがないとバカみたいにアツいのでなにかしらの布を介してあたたまらないとやけどしそうなくらいアツアツになります。
ちなみに、明るい場所ではわかりづらいですが暗いところで火口をみると赤く光っていてキレイできもちがおだやかになります。

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ついてきたフリースにいれる

まあそういう感じでアツアツのハクキンカイロ、おすすめです。
そこまで寒くない土地だとアレでしょうけど青森くらいだと外に出してちょうどいいくらいのあたたかさでした。おうちの中で使うと結構アツアツになって保温時間が短くなったりという感じでしょうか。

ちなみに、ハクキンカイロの火口でタバコをつけることもできました。まあできたからといってなんだというか、カイロをつける火でタバコを付ければいいだろというハナシでしかないんですが。試してないですが、タバコの火でハクキンカイロをつけることも ( 昔の火口では ) できたようです。
まあそれもできたところでではあるんですが、マッチでつけるのに 2 本使うのもバカらしいのであるいみ楽ではありそうですね。

とりあえず冬のおでかけのときにはこれを持っていくみたいなことをしていましたが、やっぱり発熱量の差がかなりでるというかかなりアツアツになってくれるので冬の外でも安心感がありました。
イニシャルコスト ( 本体価格 ) ・ランニングコスト ( 火口・ベンジン ) が結構かかるので単純に使いすてカイロと比べてペイできるかというハナシもありますが、この発熱量を考えればペイできなくてもいいなという気持ちになりますね。
いわゆる 100 円ライターではなく ZIPPO をはじめとするオイルライターを使う人もいるように、ずっと使っていくものなんだろうなという感じを想像するといい感じがします。わたしはそうなりそうです。
そう考えるとオイルライターもほしいような気持ちになってきました。

まあそんな感じ。
じゃぁ!