ejo090の日記

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独行( Indie Game in China )をみた

おひさしぶりです。

無限に虚空をみたまますごしています。
先日 ABZU について書くと約束したな?あれは(ry
まあ別に書いてもいいんですが、なんもわからんまま終わってしまったのでなんもわからんという感じでした。

ボーッとしてたら中国でのインディーゲーム事情を題材にした Indie Game in China / 独行 をみつけたので見ました。

store.steampowered.com

■あらすじ
2017年、中国のインディーゲームの大型イベント「Indie Play」。
そのイベントのアワード発表アナウンスから幕を開ける本作。
約2年間に渡り追い続けたデベロッパー達はそれぞれ悩み、苦しみながらそれでも自分の作りたいゲームを作るために奔走する。
高学歴の息子に政治家になってほしいと願う親の反対を退けゲーム大会で大賞を取る者もいれば、
賞に洩れて座り込んで授賞式を眺めるだけの者、チームが解散して鬱状態になってしまった者、
会社が潰れても自分の資金をかき集めて諦めずゲーム制作を続ける者…。
それでも誰もが自分が本当に作りたかったゲームが売れて大成功することを夢見て制作を続ける。

2018年、新年。その時彼ら見る景色は、どんな世界なのか――――。
日本のニュースからは伺い知ることができない中国のインディーゲームデベロッパーの苦難と夢の物語を、スタイリッシュな映像で描く。

リリースされた 2018 年半ばの時点では日本語字幕がなかったようですが、つい先々月の 6 月 Indie Game: The Movie みたいなタイトルですが、こちらよりはどうやらサバイバル性が高いという評価があります。(Indie Game: The Movieを見ていないので比較できない)
確かに全体においてかなり金銭的コストが強く描かれていまして、金銭のためにげむーを作ってるわけではないという気持ちを持ちつつも金銭に泣くというシーンが随所から感じられます。
日本では昔からインディーゲームシーンの盛りあがりがあって最近はメジャーなコンソール(コンシューマ)機でもインディーゲームがリリースされていますが、こと中国においてはそんなこともないらしくやはり色々と厳しい事情が伝わってきますね。
金銭的事情のみならず親や周りからの目などもいいものでもなくそのような境遇でもただそれでもなんとかげむーを作りたいという想いはみんな変わらないんだなというのをみるといろいろ考えるものもあります。

本編を見たあとはリリース当初日本語字幕がない段階で書かれた IGN の前後編に渡る記事を読むとよいでしょう。(境遇・中国におけるゲーム業界の状況などが詳細に語られています)

中華娯楽週報 第24回:中国インディーゲームの苦難と希望、炸裂する“独立魂” 前編
中華娯楽週報 第25回:中国インディーゲームの苦難と希望、炸裂する“独立魂” 後編

取りあげられてるデベロッパがげむーを配信しているプラットフォームは基本的に Steam がメイン (FR Legendsとかがモバイルなくらい?)ですが、金銭事情の話をこうやって見ていると Epic Games Store に独占販売に移りがちというのも頷けるような気がしました。
限られたリソースのなかで考えるとプラットフォーム側に取られるマージンもバカにならなくなり、げむーを作るために生きる道を選んでいくための選択なんだろうな、というか。
実際、有象無象のインディゲームがありみんながげむーを作りたいだけなのかというとそういうこともなくとりあえず金を稼ぎたいだけみたいなのはあると思いますが(これは中国に限った話でもないだろうし)、結局作り続けるためにはお金が必要なのでそのへんに挟まれるのはつらいだろうなという感じです。
まあ色々考えこんでしまったりしますけどもそれを細かに書くほどの内容でもないのでこれ以上は省きます。

映画館に行くよりは幾分か安くみられるので是非とも見てみてはいかがでしょうか。
( Indie Game: The Movie も見ないとナ… )

じゃぁ!